今回は、
ヒップホップという角度からクラブ・ジャズを照射し、
クラブ・ジャズ喫茶における、
新たな側面を見いだしていきます。
題して…
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]プロデュース、
冬限定“ヒップホップ鍋”」。
ゲストDJには、
ヒップホップを基点/起点に、音楽を見つめ続けるDJ、
DJ TERECOさんをお招きします。
実は、TERECOさんと僕は、
先輩・後輩の仲なのです。
普段から接していると、わかるんです。
音楽はもちろん、グルメ、酒、サッカーといった、
好きなカルチャーにたいする造詣が、
果てしなく深い人物だということが。
フライヤーを制作するにあたり、
あらためて、その人物像に迫るべく、
いろいろとお話をお聞きしました。
そのなかで「選曲のモットーは?」と問うと、
ぼそっと、「“タイト”やなあ」。
と、照れておられましたが。。
最近、
何度もご自宅にお邪魔するなかで、
その真実/概念が浮かび上がってきました。
TERECOさんの部屋で、
そのDJを聴き、僕なりに“タイト”を咀嚼しますと、
“寸止め”というキーワードが表出してきました。
つまり、アゲ過ぎず、オトシ過ぎない。
すなわち、明るすぎず、暗すぎない。
ということは、
そこに、何かがあるのがわかる。
けれど、一見しただけでは、それが何であるかはわからない。
となれば、
その“何か”を発見したくなるでしょう。
そんな気持ちにさせてくれるDJなんです。
ワールド&アーシーな嗜好にして、
ピンポイント&アーバンなセンスは、
ヒップホップを共通分母に、どのような選曲を描くのでしょうか。
楽しみです!
…というような紹介をすると、
なにか、ストイックな
印象を抱かせてしまうかもしれませんが。。
翌日が休みの日には、そっとワインを、
寒さが厳しいときには、さりげなくホットコーヒーを差し出してくれる、
心優しい方なのです。
それでは、
2011年2月11日(金)、
MAMBO CAFEにてお待ちしております!
※今回は、会場の都合により、スタート時刻は22時となっております。
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「クラブ・ジャズ喫茶[モア] Vol. 5」
2011年2月11日(金・祝)
22:00 - midnight
entrance: free
Guest DJ: DJ TERECO (ePod)
Resident DJ: 松本大輔 (More Project)
立春を過ぎても、まだまだ寒いこの季節。
今回のクラブ・ジャズ喫茶では“音楽の鍋”で、あなたをホカホカにします。
出汁のベースは、ゲストDJ、DJ TERECOの真骨頂であるヒップホップ。
そして、鍋を彩る具材には……
ヒップホップはもちろん、R&B、ディスコ、ハウス、ブレイクビーツ、
さらにはネタとなっている旧譜のジャズやソウルまで、
幅広い内容をご用意して、お持ちしております。
DJ TERECOが属するユニット・ePodは、
“dope”を逆さから捉えた概念を、直接に表現したネーミング。
クラブ・ジャズで、ヒップホップで、そしてePodな世界観をご堪能ください!
■DJ TERECO
1978年生まれ。17歳のときにターンテーブルを購入し、翌年にはDJを開始。
同じく18歳のころ、偶然通りかかったストリートで知り合ったダンサーによって、
ヒップホップとの、衝撃の出会いを果たす。以降、グルメ/酒における趣向と同じく、
オープンマインドかつパーソナルな感覚でレコードを掘り続けている。
また、サンプリングを中心としたトラック制作も展開中。
2010年、DJ TANOと共に、ユニット・ePodを結成。
ePod official web site: http://www.epod-jp.com
■Madlib - Madlib Medicine Show No. 5 - History Of The Loop Digga,1990-2000
■Anika - Anika
■Andrés - Andrés II
■Da' Enna C. / Natives From Da UndaGround - True To Rap EP
■Carlos Nino & Jesse Peterson - Turn On The Sunlight
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