2012年7月24日火曜日

「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-RENEWAL SPECIAL-」



2012年8月10日(金)に開催の
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-RENEWAL SPECIAL-」は、
その名の通り、リニューアルします!

まずはロゴ。
新たなデザイナーの起用で、
一新しました。

次にフライヤー。
前出のロゴをフィーチャーし、
サイズ、紙を大幅に変更。

そして、
メニューブックの配布。
出演DJ陣によるオススメの楽曲をご覧いただけます。

さらに、
上記メニューブックに掲載の作品を聴いていただける、
リクエストの導入。


そんな、
新たな要素が加わるRENEWAL SPECIALのゲストDJは…
神戸は元町にある老舗ジャズ喫茶、
jamjamのマスター・池之上義人!!

そう、
“喫茶”スタイルの[モア]が
“リクエスト”を導入するということで、
喫茶 × リクエストのスタイルを持つ元祖・ジャズ喫茶の人物に
ご登場いただこうと思ったんです。


また、
リニューアル・スペシャルを機に、DJの布陣が拡大。
準レギュラー的な存在の“ローテーションDJ”が発足します。
今回=2012.8.10は、SHOGO TAKEHIROくんが出演してくれます!


なお、
このRENEWAL SPECIALが開催される2012年8月は、
会場・MAMBO CAFEさんの開店7周年の月。

ということで、
特別メニューをご用意していただきました。

なんと…
Charge: ¥2000で、
フリーフード+ワンドリンク!!
★前菜からデザートまで、多彩なラインアップです!


みなさまのお越しをお待ちしております♪♪


※リニューアル詳報blog…
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」リニューアルのお知らせ


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More Project presents
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-RENEWAL SPECIAL-」

2012.8.10 Fri
@MAMBO CAFE (Umeda, Osaka)
20:00 - midnight
Charge: ¥2,000 with Free food !! + 1drink !!

Special Guest DJ: 池之上義人 (ジャズ喫茶 jamjam)
Resident DJ: 松本大輔 (More Project)
Rotation DJ: SHOGO TAKEHIRO



正統 × 異端
禁断の異種配合が織り成すジャズ・イベントの新たな境地


30数年前のオープン(初出店)以来、会話厳禁のスタイルを貫き、
日々、間断なくスタンダード・ジャズの魅力をプレゼンテーションしてきた正統派スタイル、
「ジャズ喫茶 jamjam」。

“クラブ・ジャズ”を冠しながら、非クラブ=カフェでの開催を続け、
非フロア仕様=ラウンジーなサウンドを中心にピックアップしてきたシーンの異端イベント、
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」。

今宵、対極に位置する両者がコラボレートを果たし…
ジャズのあらゆる魅力をご紹介します



■池之上義人 (ジャズ喫茶 jamjam)
神戸のジャズ喫茶、jamjamのマスター。“生きるジャズ”をテーマに、ジャズ喫茶シーンをリードしし、その活力は還暦を過ぎても衰えることはない。主催イベント「S・SPORTS」「Jazz Around Mind」では、ダンスMUSIC/非ダンスMUSICのカテゴライズなきチョイスによって、常にオーディエンス魅了し続けている。
インタビュー→リンク

■RENEWAL SPECIAL !!
ロゴをオリジナルタイポで一新!
メニューブックを設置♪
気にある曲があれば、リクエスト受付中♪

■MAMBO CAFE 7周年記念特別メニュー!
チャージ:2000円/フリーフード(21:00~24:00)&ワンドリンク付き!!
前菜からデザートまで、幅広いラインアップでお待ちしております♪


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2012年7月23日月曜日

★「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」リニューアルのお知らせ★

More Project=松本大輔が主催するイベント、
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」が
2012.8.10に開催の“Vol. 23”を機にリニューアルします♪

リニューアルとともに誕生する新たなコンテンツを、
内容別にお知らせします。

・メニューブック/リクエスト
・ロゴ
・フライヤー
(記載順)



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■メニューブック/リクエスト

会場・MAMBO CAFEの、
ドリンクやフードが載っているメニューとは別に、
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」独自の“メニューブック”を作成。

掲載内容は…
出演DJがレコメンドする、
旬な音源/オールタイム・フェイバリットな楽曲などの、
サウンド・メニュー。

ということは…
それらは、DJに依頼すれば、いつでも聴いていただけるんです♪
そう、これが“リクエスト”。

リクエストがあるときはもちろん、
気になる曲があるときは
お気軽にDJブースまでお越しくださいね♪

もちろん、
メニューブックの内容は、回ごとに改訂していきます。



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■ロゴ

これまでは、
実は、既成のフォントを使っていました。
といっても、希少なものをチョイスしていたので、
カブることはありませんでしたが…。

でも。
やっぱり、いつかは、
オリジナルのフォントをフィーチャーしたかったんです。

ということで、
起用したデザイナーは
'echo musicクルーの天野慎太郎君。

クールにしてパッションあふれる、
そして無機質でいて あたたかみのあるデザインには、
いつも感嘆していました。

なので、
いつかMore Projectに参画してもらおうと
思っていたんです。

そして、
今回のリニューアルをキッカケに、コラボレートが実現し…
素晴らしい作品を創出してくれました。

大阪で開催しているということ、
主催者の僕が鉄道を愛好していること、
そして、アンダーグラウンド/オーバーグラウンドを問わず
良質な音楽性を幅広くピックアップするというスタンスであること、
といった、
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」が蔵するエッセンスの
すべて体現したタイポを創作してくれたんです。

それが、こちら。
ロゴ

そして、
モチーフとなったフォントはこちら。
元ネタ

そう、“大阪”の“鉄道”である、
市営地下鉄で扱われていた文字なんです。
そして、“地下/地上”を網羅している大阪市交通局の路線は、
[モア]の音楽を性に合致。
驚嘆です…。



*****


■フライヤー

さっそくご覧ください。

ロゴは、
もちろん前出の新ロゴをフィーチャー。

以前のものと、
面積は同じなのですが、
位置=レイアウトが変化しています。

背景には、
僕が嗜好するタイルを反映。
今後、様々なパターンのタイルが採用される予定だそう。


*****


なお、
■開催日時:毎月第二金曜/20:00~
■会場:MAMBO CAFE 
■レジデントDJ:松本大輔 (More Project)
■内容/音楽性:クラブ・ジャズ=ジャズを感じる、あらゆるサウンド
■飲食:お茶、お酒、各種フード

につきましては、
今後も従来のスタイルで開催します★

※詳しくは、こちらをご覧ください。


今後とも、よろしくお願いします!



松本大輔 (More Project)

「SWING SWEET SHOWER vol.1」



2012年8月4日(日)は…
大阪・難波、Art Yard Studioにて開催されるイベント、
「SWING SWEET SHOWER vol. 1」に参加します♪

僕は、
もちろんDJとして出演するのですが、
僕以外の演者の方々はすべてミュージシャン。

ということは、
ライブ・イベントなんです。

出演バンドは…
Via La Beat-Le
AUTHEN-TECH
John Doe
の三組。


いずれも、
ジャズ〜ファンク〜ソウルといった
ルーツ・サウンドを基盤に据えながらも…


打ち込みを通過したセンスやヒップホップ、エレクトロニカなどの
コンテンポラリーなエッセンスを取り込んだ、
オリジナリティを打ち出しておられます。


すべてのバンドが
関西を拠点に活動されているアーティストさんですが、
共演は初めてとのこと。


手アカがベッタベタなことを言いますが…
ライブにおける最大の楽しみって、
その場に固有のグルーヴを感じ取れることですよね。

だって、
演じる場所/季節/時間/会場の大きさ…
などなど、そのときに取り巻く状況が変化するから。

そんな、グルーヴの内容を左右する触媒のなかで、
もっとも大きな影響を与えるのが“人”。

「とりわけ、出演者に与えらるインフルエンスがいちばん大きい」
とは、某ミュージシャンの言。


ということは…
再度になっちゃいますが。。
出演される三方が、同じイベントへのブッキングが初ということは…
未知の刺激を受けて…これまでにないパフォーマンスが飛び出すかもしれません!

なので!
すでにバンドを知っているという方も、
ぜひ足を運んでみてください!

そして!
youtubeで検索すればヒットするであろう、
出演者たちの演奏シーンを参考にするのもいいですが…
当日は、そこ=youtubeには存在しない触媒と接した創造が出現します。
なので、ぜひともお越しください!


おっと。。
僕はミュージシャンではありませんが…
いち演者として刺激を与え、
彼らの新た面を引き出すことができれば、と思っています♪

僕の中では、
出演する Via La Beat-Le / AUTHEN-TECH / John Doe に共通する要素は
ファンキーな音色。

これは、
実は、僕が自負する自身のスタイルと
深く共鳴するサウンドなんです。

なので、
普段のDJではあまりプレイすることがない、
ファンキーなサウンドも盛り込んでみようかなと。。

且つ、
先述の“刺激”は盛り込みつつ。
=クラブ・ジャズ/クロスオーバーとの折衷を試みたいと思います。


ともあれ、
何時に来ていただいても、
ダンサブルでハピネスあふれる音世界が広がっていると思います♪

だって、
そこには、音楽という名のマジシャンがいるから…
身を委ねれば きっと自然に身体が揺れ始める…
そう、フライヤーのデザインのように…。



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「SWING SWEET SHOWER vol. 1」

2012.8.4 Sun
Open 18:00
ticket 1,500en (with 1drink)

@Art Yard Studio
大阪市浪速区元町1-2-25 A.I.R.1963ビル 4F-A
TEL 06-6585-7212


■LIVE
・Via La Beat-Le

・AUTHEN-TECH

・John Doe


■DJ
・松本大輔 (More Project)

・坂中寿伸 (fool2cool.Project)


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2012年7月20日金曜日

【回想】「クラブ・ジャズ喫茶[モア]Vol. 22」

この日は、
いつも以上に
ゆったりとしたスタートでした。

“Sounds like KISSATEN”とのテーマを体現する、
穏やかでいて、しっかりとした主張を秘めている楽曲をプレイ。

ビートレスな旧譜に始まり、
やがてピアノをメインとするプロダクションが中心となって…
ロバート・グラスパーを選出した頃からか、
ベーシックなビートはヒップホップに。

インスト、バンドもの、ボーカル入り…
と、多彩なサウンドをピックアップしつつも、
静謐な世界観を維持。

まさに、
“クラブ・ジャズをフィーチャーした喫茶店があるとしたら”
なBGMだったと自負しています。

しかし。

来客が増え、
お酒の量が増し、
とともに歓談の声量は大きくなり…。

テストプレイで試験的にミックスしていた、
I Human / Jazzanovaの
オリジナル~G.I.Disco Re-Fix~2000black Remixを収録したCDが
次々と手元に転がってきたこと…。

で、
自身のなかでは恒例化してきた
ブロークンビーツ・タイムを打ち出したい気持ちが膨らみ続け…。

その気持ちは、
シゲマーくんのハッピーバースデー コーナーでの、
ハイテンションなリアクションによって…
ついに弾けました。笑

10年以上前のプロダクションから最新の作品を、
特にビートのパターンに焦点を当てて選出。

…と、
夢中になっていると、
階下(=ライブハウス・Shangrila)でライブを終えた出演者たちが
我がイベントへ。

下がらない、
いや、揚がり続ける人口密度。笑

パフォーマンスを終えた出演陣の声は大きく、
それにつられて、周囲のお客さんのテンションも上昇。
選曲においても、ますます音圧の高い楽曲が求められます。

ということで、
ハウス~テクノも導入。

テーマ:喫茶店なのに、
そんな音色はありなのか!?

翻って、
そんなラインアップを持ってきている時点で
アウトなんじゃないか!?

楽しみつつも、
自問自答が繰り返されていました。。笑

が、このあたりのミックスは、
“こんなBGMの喫茶店どうですか”との、
僕の提案だったのです。


ともあれ、終盤には、
再びリスニング指向なチョイスを披露。

Lucky Day / 45 feat. Ray Mann
を始めとするニューリリースのファンク〜メロウ・ソウルから、
As / Gene Harris
に代表される旧譜 × 旧譜のカバーに連なり、
最終は
新旧織り交ぜたインスト セットに。

けれど
プレイした曲は、
すべてカッコイイとの認識をもつものばかり。

なので、
聴き込んでいるし、
その分、想い入れも強いんです。

なかでも、
Tarde / Azymuthをプレイしたときは、
いや増して深く、強い気持ちを込めていました。

そう、
同曲の作者、
アジムスの鍵盤奏者・Jose Roberto Bertramiを哀悼して。。

その前にも、
ヒップホップの時間帯には
DestrumentsによるDear Limmertzのカバーを、
そしてブロークンビーツ特集の際には
JazzanovaによるAmazon Adventureのリミックスをプレイしましたが…
まだまだ気持ちは整理できませんでした。。

いや、
いまだに
許容できていないかもしれません。。

なので、
1年くらいかけて、
彼のワークスにスポットを当てたコンピレーションを制作してみようかなと。。


ちょっと脱線してしまいましたが…
Sounds like KISSATENでは、
様々な性質の音楽をプレイできました。

それは、
そのまま、
オーディエンスの皆さんの数や状態、
状況による変化に依ります。

そこには、
たくさんの発見があり、
驚きがあり、
すなわち未知の感覚があふれていました。

そして
あらためて、
選曲とは、みなさんとともに作りあげていくものなんだ
との実感を深めました。。


今後とも、よろしくお願いします!