2011年4月24日日曜日

「Freedom time "LOVE IS EVERYWHERE"」


単刀直入に申します。


いま、クラブ・シーンが

その存続の危機に曝されています。


というのも、

その世界観を体現するに重要な要素である、

深夜帯のダンスが

違法行為であるとみなされるからです。



なぜ、違法なのか。

なぜ、取り締まりが行なわれるのか。


理由は、

さまざまです。


例えば、

・風営法の存在

・一部オーディエンスのデリカシーなき行動

が、

その部分として列挙できますが、

大局観にたつと、

この国の文化レベルの低さが原因である

と、断言できましょう。



しかし、

そのように、

冷静に現状を捉え、

その起因を発見したところで、

問題の解決には、まったくつながりません。



今こそ、

真の音楽への愛を持つ僕らが、

一歩前進すべき時だと思うのです。


“新しい”“カッコイイ”

そんなセンスが存在するクラブ、

そんな場を彩る音楽に魅力を感じる僕らの

“新しい発想”と“カッコイイ内容”でもって

このシーンを存続させれない訳がありません。



なかでも、

ジャズをリスペクトする僕たちです。


そこに底流する

即興性と、

加工センスの高さで

この難局を乗り切ることができるはずです!



その意思を確認し、

決起する場が

次の「Freedom time」であると思います。


とは言っても、

その場では、

何も、特別なことを意識する必要はないと思います。



大事なことは、

集まることなのではないでしょうか。


“あのとき、みんなで「Freedom time」に集った”

という真実が、

今後の新たなクラブ・ジャズ・シーンの創造に

直結すると確信します。


なぜなら、

共有することこそが、力になるからです。


発想力、

行動力に

直結するからです。



クラブという存在は

視認することができます。


そこで流れる音楽は

各人の家/携帯プレーヤーで聴くことができます。


しかし、

心は見えません。


だから、

集まることで

そのベクトルを確認せねばならないーー。

そのように思います。



新たな出発、

新たなシーンを、

みんなで作れたら、

最高に楽しいと思います!


2011.4.30 Sat.、

NOONでお会いしましょう♪




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<4/30のFreedom Timeについて>


現在起きている大阪のクラブ取締の余波を受け、

残念ですが「Freedom Time」も会場の方針を受け

イベントのスタイルを変更する事になりました。


今後は20:00オープン、1:00 DJ終了、

その後はBar営業となります。



しばらくは大阪のクラブが

こういうスタイルでやるところが多くなるでしょう。


しかし、ロンドンやニューヨークのクラブも

同じようなスタイルでやっているところも数多くあります。

楽しめる可能性はあると思います。



今回の「Freedom Time」が

今後に大きく影響する重要な日になると思います。


大阪のクラブ・シーンを無くなさい為には

皆で遊び方を変えて行く事が重要です。


今こそ本当にクラブミュージック愛があるかどうかが

試される時だと思います。


皆様が御協力頂ければ

前向きに頑張っていけるのではないかと考えています。



◎詳しい内容の変更箇所はBlogにアップしましたのでこちらから↓

http://ameblo.jp/especial-records/theme-10019993102.html



皆様是非今回のFreedom Timeに御来場下さい。

そして是非友達を誘って早めに御来場ください。


お待ちしております。



Freedom Time 一同



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4/30 (SAT) @ NOON


Freedom Time Presents

“LOVE IS EVERYWHERE”

Crossover Jazz, Soulful House and Dance Floor Classics


Resident DJ's :

Yoshihiro Okino (Kyoto Jazz Massive / Especial Records)

Yoshihisa Fujii (Cool To Kool / Kyoto Jazz Meeting)

Takaharu Furutani (Digmeout)

Plus

Masatoshi Nakagawa (echo music)

Asaura


Food :

fig cafe



@2nd Floor :

“Flicka Launch Party”


DJ:

Seigo Sato(miraco)

Yonekura(Hemming Shop)

BARBARA(BAR BARA)

BOOMER(echo)

Ryo Tanaka(Flicka/echo)

Yasuhiro Maede(Flicka)

and more...!!


FOOD:

BALTHAZAR


SPACE DESIGN:

Shintaro Amano(echo)


VJ:

Satoru Hashimoto(echo)


OPEN / START 20:00


*内容変更により料金訂正いたしました。

ADV / DOOR : 2,000YEN (1D)

(Online Advance Sale Reservation : info@noon-web.com)



今回のFreedom Timeは、

3月に引き続き内容を変更し

当日の収益から”義援金”として寄付するスタイルでの開催とさせて頂きます。


Yoshihiro Okino (Kyoto Jazz Massive)によるタイムはもちろん、

Yoshihisa Fujii & Takaharu FurutaniのResident DJ’sに加え、

Masatoshi Nakagawa(echo music)、Asauraを加えた

Back To Back Setも有り。


皆様是非前向きに御参加下さい。


2nd Floorは“Flicka Launch Party”と題し、

4月20日に創刊される“カンサイをちょっぴりココチよくする”

ファッション&ライフスタイルマガジン『Flicka』の

オープニングパーティを開催致します。

ほっこりフードとワクワクする音楽をお供に、

楽しく創刊をお祝いしましょう。

ささやかなプレゼントもご用意しています。


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「SPIN AROUND !」


来る54日(水・祝)、

神戸は元町の老舗ジャズ喫茶、

JamJamさんで開催の

「SPIN AROUND !」に出演します♪


同イベントでは

ジャズ・バンド、NUOVO CLASSICOによる

初のライブが披露されます♪


彼らは、

ピアノ+ウッド・ベース+ドラムの

3ピース・バンド。


聞き慣れない響きを持つ

アーティスト名は、

イタリアの言葉だそう。


その意味を、

ベーシスト・岡本洋平くんに聞くと…


「クラシカルなスタイルだけど、クラシックじゃない。

新しいけど、良い意味でクラシカル。

…そんな感じです」

と。



先日、特別に

彼らのデモ音源を聴かせてもらったことで、

その意味が伝わってきました。


NUOVO CLASSICOの形態は、

ジャズにおいてはピアノ・トリオと呼ばれる、

オーソドックスな編成。


となると、

そこから繰り出されるサウンドと言えば、

一般的にはジャズとイコールに位置づけられているであろう、

“ビバップ”や“ハードバップ”を想像するでしょう。

そう、ジャカジャカしたアンサンブルです。


けれど、

彼らは違います。


従来のジャズに脈打つ

熱量、テクニック、精神性を踏襲しながらも…


熱に対する冷静な側面、

人情が伴ったテクニック、

クラブ・ジャズの概念を経たエスプリ

を兼ね備えており、

まさに岡本くんが教えてくれた、

ネーミングに込められた思いが体現されているのを

感じ取りました。



インストにして、

雄弁に語りかけてくる彼らのサウンド。


そこには、

岡本くんの出身地・山口が湛える性質が存しているのでは

と感じます。


山口県は、

種田山頭火、金子みすずといった歌人を輩出した地。

ということは、

その土壌が育んだベーシスト・岡本洋平が発する音楽にも、

リリカルな要素がふんだんに含まれているのでは

と思うのです。


ともあれ、

NUOVO CLASSICOが放つ音符には、

楽譜には記載されない/できない感覚が

多分に盛り込まれています。


そのサウンドを体感しに、

2011.5.4(水・祝)は

ぜひぜひJamJamにお越しください♪



僕は、DJとして出演します。


イベント「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」を開催する僕が、

老舗のジャズ喫茶で、いったい何をかけることになるのかーー。

自分自身でも楽しみです。


そして、ちょっとコワいです。。笑

「それがジャズか?」と、マスターに怒られないかと…。笑


でも、そこは、絶対の正直を貫きますよ。

お楽しみに♪



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「SPIN AROUND !」


Date: 2011.5.4 Wed.

Open: 12:00 - 21:00

Venue: JamJam

Charge: ¥1000 with 1 drink


LIVE:

NUOVO CLASSICO


DJ:

YUTAKA OKANO (WORLD STANDARD)

SATOSHI OKANO (BOSSANOVA UNDERGROUND)

SHUICHI ECHIGO (WORLD STANDARD)

DAISUKE MATSUMOTO (More Project)

TASTURO YAMAMOTO (ZINNIA)

YOSHIHITO IKENOUE (JAZZ AROUND MIND)

MARI IKENOUE (Jazz&Cafe JamJam)

and more


LIVE PAINT:

SUGURU


Re:MAKE GOODS:

PO


INCENSE:

DUMBO by DEED



神戸が誇るジャズ喫茶JamJam1Day JACK.

関西のビッグイベントで活躍中のDJが真っ昼間から集結し、スピンアラウンド!

締めくくりにはライブを見て×聴いて×感じて=魅せられる♪

1回目からこんな盛りだくさんな内容でやっちゃいます.



ソロ・アルバムのリリースのみならず、

多彩な活動で関西を中心に注目を集める若手ピアニスト・杉山悟史.

その突き抜ける華麗なサウンドに

jazzactive岡本洋平、田中貴之の絡み合うグルーブ・スパイラルが

熱を帯びていく.

待望の、NUOVO CLASSICO初ライブが、

老舗ジャズ喫茶・JamJamにて開催!



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松本大輔 (More Project) DJ schedule 2011.3〜5

■2011.5


「SPIN AROUND !」

Date: 2011.5.4 Wed.

Open: 12:00 - 21:00

Venue: JamJam

Charge: ¥1000 with 1 drink


LIVE:

NUOVO CLASSICO


DJ:

YUTAKA OKANO (WORLD STANDARD)

SATOSHI OKANO (BOSSANOVA UNDERGROUND)

SHUICHI ECHIGO (WORLD STANDARD)

DAISUKE MATSUMOTO (More Project)

TASTURO YAMAMOTO (ZINNIA)

YOSHIHITO IKENOUE (JAZZ AROUND MIND)

MARI IKENOUE (Jazz&Cafe JamJam)

and more


LIVE PAINT:

SUGURU


Re:MAKE GOODS:

PO


INCENSE:

DUMBO by DEED


*詳細はこちら



「クラブ・ジャズ喫茶[モア] Vol. 8」

2011年5月13日(金)

@MAMBO CAFE 22:00 - midnight

Entrance: free

・Guest DJ: Roots76

・Resident DJ: 松本大輔 (More Project)




「Freedom time」

2011年5月28日(土)

@NOON 20:00 - 25:00

→このblogへの書き込み、

 僕のmail、twitter、mixiにご連絡いただきましたら、

 ディスカウント料金でご入場いただけます♪


Resident DJ's :

Yoshihiro Okino (Kyoto Jazz Massive / Especial Records)

Yoshihisa Fujii (Cool To Kool / Kyoto Jazz Meeting)

Takaharu Furutani (Digmeout)


@2nd Floor :

Daisuke Matsumoto (More Project)

and more



■2011.4


「クラブ・ジャズ喫茶[モア] Vol. 7」

2011年4月8日(金)

@MAMBO CAFE 22:00 - midnight

Entrance: free

・Resident DJ: 松本大輔 (More Project)

*詳細はこちら




■2011.3


「クラブ・ジャズ喫茶[モア] Vol. 6」

2011年3月11日(金)

@MAMBO CAFE 22:00 - midnight

Entrance: free

・Guest DJ: Akihide (Future Classic)

・Resident DJ: 松本大輔 (More Project)

*詳細はこちら

「する」

2011.3.11以降、

混迷の度は増すばかりです。


その対処として、

“自粛”はいかがなものでしょう。


明確な理由なき自粛は、

単なる“停滞”なのではないでしょうか。



特に、なにも起きていないように見えて、

地球は回り続けています。


特に、なにも変化していないように見えて、

人の心・身は変わり続けます。


その中にあって、

自粛=停滞とは、どんな意味を成すのでしょうか。


停滞は停滞でも、

動いている中、変化している中での停滞ーー

そう、それは後退なのです。



こんな時だからこそ、

動くことが大事なのです。


これほど、

生きる意味が強く、

生きる意義が深いと感じることが

あったでしょうか。


その中で、

「自粛 [名](スル)自分から進んで、行いや態度を慎むこと。」

(出典:大辞泉)

は、

生きることへの冒涜とならなないでしょうか。



ともあれ、

僕は、ますます動きを加速させていかねば、

と思っています。



そんなとき、

座右にあるメモが

励みになります…。



1930年代のアメリカは、大不況に喘いでいた。

そんな中、ジョージ一家は、カリフォルニアへに移住を図る。


しかし、いざ出発するのときに、

父親は「できるだろうか」と弱音を吐く。


それに対して、母がきっぱりと言った。


「できるかっていう問題じゃないよ。そうするかっていう問題だよ。

できるか?っていうことになりゃ、あたしたちにゃ、なんにもできやしない。

(中略)だけど、するかっていうことになりゃ、なぁに、あたしたちはしようとすることをするだけのことだよ」

(スタインベック著「怒りの葡萄」より)



とにかく、

し続けよう、

そんな想いです。


2011年4月19日火曜日

SBB_1





「Spreedom」Kyoto Jazz Massive

「No Coross No Crown」Gloster Williams And Master Control



(※SBBとは…→「SBB_0 コンセプト」



2010年11月。


あのKyoto Jazz Massiveのライブセット、

その名も“Kyoto Jazz Massive Live Set”が、

6年ぶりに大阪に登場した。


僕は、その公演が行なわれた「Freedom time」に、

DJとして出演させていただいた。


イベント終了後、

その感動の余韻に浸りながら、帰宅。


そしてPCを立ち上げ、

初のSBBに取りかかろうと、

iTunesを開き、さっそくシャッフルしてみると…。


なんとiTunesは、

「Spreedom」を選出。


この曲は、Kyoto Jazz Massiveの、

初のプロダクションなのだ。


サイクリングしながら

iPodでシャッフル再生を試みたりすることがあるのだが、

たまに、感情を持ち合わせているのでは?

と感じることがある。


今回は、まさにそうだ。


Kyoto Jazz Massiveのライブを鑑賞してきた直後だったし、

何より、音楽の師と定めているアーティストの楽曲を

SBBの一発目にもってくるとは。。



2曲目は、僕が選ぶ番だ。


非常に懊悩したのだが、

ここはシンプルに、対比で選出することにした。


「Spreedom」が

Kyoto Jazz Massiveの、最古のプロダクションだから、

僕は、最新の作品をチョイス。


では、なぜ

「No Coross No Crown」Gloster Williams And Master Control

なのか。


先述のライブで、この曲を演奏する前に

沖野修也さんが紹介されていたのだ。

“現在、レコーディング中なんです”と。


もちろん、その曲は未発表。

ということで、ここでは、その原曲を選んでみた。



そういえば…

「Spreedom」のサンプリング・ネタが何であるかを見つけてみよ

との、沖野さんの宿題、まだ提出できていないなあ。。