フライヤーの裏面に書いたように、
ほんとうに“蒸し暑い夜”となった当日。
そんな気温/湿度と
さらに激しい雨の中お越しいただいた皆さま、
ありがとうございました。
この“Vol. 9”のゲストDJは、
当イベント初の女性DJの登場ということで、
blogやtwitterなどの告知でプッシュしていました。
いきなりですが…
僕の、執筆/音楽活動、
すなわち生きる上でのテーマは
“絶対の正直を貫く”です。
なので、
ゲストDJの選定には
まずは、その人物の音楽性が重要になってきます。
この日の村岡 彩ちゃんも、
現場のDJこそチェックできませんでしたが
(風営法による影響です。。)
初めて話したときの、
あの忌憚なく幅広い音楽の嗜好を語る姿からは
ピュアにサウンドを愛する精神が伝わってきました。
だから、依頼したのです。
なので“女性”という要素は
後から付いてきたことなのです。
でも、その美しい容姿ゆえ、
どこかでオシャレなイメージが先行していたのですが…
選曲を耳にして面食らいました。
それは、
オーディエンスの皆さんも
同様だったようです。
なかでも、
長年のクラブ・ジャズ愛好家たちが、
「男前な選曲やなあ」
「硬派やねえ」
と評していたのが印象的です。
また、今回は
ギター(2名)やベース(4名)、
パーカッショニストにボーカリスト…と、
お客さんの中にはたくさんのプレイヤー/ミュージシャンがおられました。
彼らの総評は「刺激的」。
演奏家をも納得させる選曲は、
たしかに“男前”でした。
新旧さまざまなサウンドを
固有のセンスでつないでゆき、
世界を巡って行く、というイメージでしょうか。
空間的なSEが用いられた曲が
程よい頻度でプレイされていたからだと思われるのですが、
どことなく浮遊している感覚を与えられました。
同時に、
楽器編成/音楽的には
インド、ブラジル、日本…と
ワールドワイドな展開をみせるのです。
ちなみに、
この「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」で
事前に“これはぜひ披露しよう”と準備していた曲が
ゲストDJによってプレイされる、
という事態を初めて経験しました。
蛇足ですが…
その曲とは、
Gil Scott-「Angola, Louisiana」
Milton Nascimento「Tudo o que você podia ser」
です。
面食らったものの、
プロフィール制作のためのヒアリングや
メール・インタビューで
幅広い選曲となることは予測していました。
だから、普段に増して
時間軸的な角度でのクロスオーバー性を
意識して取り組みました。
そんなこともあってか、
「次は新譜ですか?旧譜がかかるんですか?」
といった声をかけていただく場面が何度かありました。
また、選曲の内容について詳しく知りたい
とのお話もありましたので、
記憶を辿りながら…ちょこっと記したいと思います。。
(20:00〜)
「Amniotic」Electric Sheep
「Blueshift」Kirk Degiorgio
「Sixty-Seven」As One
「In The Arms Of You」As One
「Starseed」Cosmic Village
「Part 4」2000black
「On A Vibe」Kaidi Tatham
「Kanboufo」Frederic Galliano
「Never Never (Mark de Clive-Lowe Remix)」Real
「Koko + Lee Roe」Mark de Clive-Lowe
「Dreams」Politik
「Dis Yah One I Love」2000black
「What It Is」Mark de Clive-Lowe
「Inside You」Eddie Henderson
「Jammin' With Pleasure」Pleasure
「Caribou」Earth Wind & Fire
「Summer Grooves」Mirage
「Ghettos Of The Mind」Pleasure
「Just Around The Corner」Herbie Hancock
「Dear Limmertz」Azymuth
「Fairy Tales」The Crusaders
…
さて、
次回の「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」=Vol. 10は
2011.7.8 Friに開催です。
ゲストDJはRyoさん。
神戸を拠点に、15年もの長きに渡ってスピンし続けている
ジャズ/クロスオーバーDJです。
お楽しみに!
そして…
2011.8.12 Friに開催の
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」は
会場=MAMBO CAFEさんの6周年を記念して
スペシャル・バージョンでお送りします!!
なんと、
ゲストDJに
Kyoto Jazz Massive・沖野好洋さんが登場です!!!
詳細は、追ってお伝えします!
お楽しみに!!