2012.2.10 Fri.開催、
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]Vol. 17」@MAMBO CAFE
のキーワードは…“旧譜(※)”です。
※旧譜:文字通り、旧い音楽のこと。クラブ・ジャズ シーンでは、主に1960〜1980年代にリリースされた作品を指すことが多い。広義では、新譜に属さないすべての音源をその範囲に収めることもある。ここでは、前者の概念で記述。
前月=2012.1のコンセプトは、
“紅白”=2011年にリリースされた音源に限定した選曲
でした。
ということで、
今月=2012.2は
逆に、旧譜にフォーカスします♪
折にふれて記述してきましたが…
音楽スタイル:クラブ・ジャズは、
新旧/国籍を問わず、多種多様な音楽性を包含しています。
次回は、
そのなかでも、
旧譜にフォーカスした内容で開催。
フォーカスと言っても…
ジャズをはじめ、フュージョンやディスコ/ブギー、
ブラジルやアフリカを中心としたワールド・ミュージックなどなど
様々な音色をピックアップします。
さらに、
クラブ・ジャズなイベントにして、
カフェで展開している「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」ならではの
リスニング=ラウンジーなサウンドにも照射。
会場・MAMBO CAFEの
多彩なフード/ドリンクとともに、
お疲れの週末を、ゆったりとお過ごしください☆
最後になりましたが…
オール旧譜セレクションを繰り広げてくれるゲストDJは、
NAGAIさん。
彼とは、
ミナミにある小規模な某バーのイベントで
共演したことがあります。
オーディエンスから、気になる音源について質問されると、
恥ずかし気に、「あとで紹介します」と。
客として飲みにき来ているときも、
知らない人からの呼びかけに対しては
頷いたり首を振ったりする、というアクションが精一杯のよう。
そんな、寡黙なNAGAIさんですが…
選曲はというと、雄弁なんです。
レコードの選択、
そして選んだ盤を持ってターンテーブルに移動するという行程に、
一切、無駄はありません。
そしてプレイ中も
ヘッドホンとの距離を一定に保ち、
ミキサー可能な限りミキサーに視線をやる。。
…と、
やはり黙々と打ち込まれます。
が、おそらく、
語りたいこと、
声に出したいことはあるのでしょう。
しかし、
それらはすべて選曲に込めているのだと、
僕は思います。
だから、
雄弁なのではないかと。。
ともあれ、
NAGAIさんの
“語り”にご期待ください☆
プロフィールは、
下記をご覧ください。
また、
恒例のメール・インタビューにお応えいただく予定ですので、
そちらもお楽しみに♪
*********************
More Project presents
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]Vol. 17」
2012.2.10 Fri.
@MAMBO CAFE (Umeda, Osaka)
20:00 - midnight
Entrance: free=入場無料
Guest DJ: NAGAI (Motage)
Resident DJ: 松本大輔 (More Project)
現在を検証し、未来を展望する…
旧譜:100パーセント セレクション
ジャズ、ソウル、ファンク、
フュージョン、ディスコ、ブラジリアン、ラテン、アフロ…などの
あらゆるルーツ・ミュージックを分母に、
そして
ジャズの音楽性、エスプリ、演奏スタイルを分子に、
それぞれ設定した選曲を展開することで
クラブ・ジャズの今を捉え、
今後を探っていきます。
音楽スタイル:クラブ・ジャズ の多様性を
ご堪能ください ♪
■NAGAI (Motage)
10代後半、友達が所有する“板”に乗ったことをキッカケに、スケートボード・カルチャーにハマる。程なくして、そこに脈打つ音楽に接触。ブレイクビーツやアブストラクト・ヒップホップを中心としたサウンドに没頭していく。この頃に掘った、DJ KRUSHやTHA BLUE HERBの盤は、現在もレコードバッグに忍ばせている。ディープ・ハウス〜ディスコを通過した後は、レアグルーヴやトライバルといった、プリミティヴ指向の選曲を展開。クラビング初体験は、かつて梅田に存在したQOO。DJ開始は、約8年前、味園にある某バーにて。1979年生まれ、大阪出身。今後のスケジュール:2012.3.10「Montage」「EASTWOOD」いずれも、会場はout record@名古屋。
*********************