「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-1st Anniversary Special-」、
いよいよ3日前となりました!
(開催日=2011.10.14 Fri / @MAMBO CAFE)
今回も、
ゲスト出演していただくアーティストに
インタビューを敢行しました。
ここでピックアップするバンド、
NUOVO CLASSICOは
場所や状況に応じて編成が変化する、
ジャズ・バンド・プロジェクト。
この度のライブは、
核メンバー:岡本くん、杉山くん
+橋本くん
の3名で行なわれます。
ここでは、
そのメンバー全員に
同じ質問をぶつけてみました。
(一部を除く。)
同内容の問いに対する、
三者三様のコメントをお楽しみください♪
◆
__お名前(フリガナ)、出身、生年月日を教えてください。
岡本洋平 (Bass)(以下・O):岡本洋平(オカモトヨウヘイ)。山口県出身。1986.8.14。
杉山悟史 (Piano)(以下・S):杉山 悟史(スギヤマ サトシ)。兵庫県西宮市出身。昭和59年(1984年)12月15日。
橋本現輝 (Drums)(以下・H):橋本現輝(ハシモトゲンキ)。兵庫県出身。1987/04/13。
__お三方とも、アー写がキマッてますね。どんなシチュエーションで撮影されたものなんですか?
O:名古屋にて、ジャケ写撮りの際の1枚です。(秋田さんありがとうございました。)そのときの作品はコチラ。
S:CD"サムデイ"のレコーディングにて。
H:某ライヴハウスで円形のステージを作って演奏したときに撮ってくれた写真を使わしてもらってます!
__メンバーのことを何と呼んでいますか? また、密かに考えているニックネームがあれば教えてください。
O:杉山さんと現輝くんです。杉山さん:すぎ様。
S:岡本氏 岡本くん、タロー(笑)。橋本氏 げんきくん。
H:杉山さん(杉サマ) 岡本さん(タロさん)。
__(岡本くん)バンド名・NUOVO CLASSICOの意味を教えてください。また、今回のステージに限らず、バンドとしてのテーマやコンセプトがあれば、教えてください。
O:フライヤーに書いていただいている内容に補足するとすれば…本当に良い音楽のみがクラシックスとして後世に伝わっていくわけですが、それらは生まれた当時からクラシックスであるわけではなく、その時代に提示された全く新しい音が受け入れられた結果そうなったのでしょう。現在の音楽業界は、一過性の消費される類いの音楽すら成り立たないような状況ですが、僕らは僕らの感覚を信じて次の世代のクラシックスとなるようなオーディエンスの琴線に触れる音をーーそんな想いが込められています。イタリア語なのは、僕がトマトとかチーズとか好きなので。冗談です。
__(杉山くん)NUOVO CLASSICOは、杉山くん(p)と岡本くん(b)によるジャズ・バンド・プロジェクトですね。今回は、そこに、ドラマーの橋本くんを推薦されたようですが、その理由は?
S:柔軟にマルチ・ジャンルに対応できて、クラブ等での迫力が必要なステージでもダイナミクスをコントロールできる、シャープなドラミングが彼の売りなので。
__(岡本くん)NUOVO CLASSICOは、岡本くん(b)が発起人として誕生したジャズ・バンド・プロジェクトですね。今回は、杉山くんが推薦したドラマー・橋本くんを起用しましたが、その要員を教えてください。
O:全面的に信頼する杉山さんが連れて来てくれたドラマーであることと、
スタジオで音を出してすぐに感じるものがあったので。
__(橋本くん)所属メンバーとして、NUOVO CLASSICOってどんなバンドですか?
H:やっていて、すごく楽しいです。単にキレイとか、激しいとかって演奏ができるだけでなく、アツいですハートが。そんなメンバーだからこその、今のサウンドだと思いますし、これからもどんどん進化していくと思います!
__担当楽器とは、いつ、どんなキッカケで出合ったんですか? また、なぜ、その楽器を続けようと思ったのですか?
O:ウッドベースは大学入学後からです。ジャズを始めた上の兄と、スカをやっていた下の兄という2人のドラマーの影響が大きいです。中学生ぐらいのときから、自分は一生ベースを弾くだろうと思い始め、それは今も変わっていません。
S:きっかけ 小学生の時におけいこで(3年で挫折)。
ジャズは、jamiroquaiやincognitoなどのAcid Jazzなどが好きだった事から、ジャズ理論に興味を持って。
続けているのは、最初はギターをやろうとも思ったが、高校時代から打ち込みを始めシンセサイザーを買った事からキーボードに傾倒したので。
H:幼稚園か小学校くらいの頃のある日、楽器を習いにいっては?という事になり、これだったらやる!と指さしたのがドラムだったらしいです(本人は全く覚えてないです…)。
__ライブの準備で、苦労したことはありますか?
O:自分でオーガナイズするイベントなんかは特に、それはもう書けないほど色々ありました。でも、面白いことの方が多いので次も早くやりたいです。
S:オリジナル曲をやりたいのに出来ないとき・・・。
リハや本番の直前にアイデアが出来ることがほとんどです。
H:苦労は挙げだすときりがないですが、一緒にやる相手からどんなプレイが求められてるか、なかなか気付けない時があり悩んだりします。
__ミュージシャンとしての生活は、練習にライブ、レコーディング…と、疲労の連続だと思うのですが…疲れたときは、どんな方法でリラックスするんですか?
O:最近はイヤホン(けっこういいやつ)で、良い音楽を聴くことが一番のリラックスになります。脳みそに、ダイレクトに伝わるような感覚が他をすべて忘れさせて、音楽に没頭させてくれます。あとは、<ジャズ喫茶jamjam>の空間だったり、インセンスの香りだったり、です。
S:基本的に、充実した練習とライブが出来ていれば疲れを感じることはあまり無いです。オフには、なるべく出かけて、新鮮な気持ちになれるようにしています。
普段は、お風呂でお湯にちゃんと浸かることと、うまい飯を食べること、自分へのご褒美に酒を飲む、ぐらいでしょうか・・・。
H:美味しいものを食べにいきます!そしてお酒を飲む。
__今回のライブについて、どんなところに注目してほしいですか?
O:3人の駆け引きと関係性の移り変わりを、僕自身も楽しむことができれば良いと思っています。いや、何よりも前回ライブ後の入院から復活を遂げ、体調万全で来てくれるであろう杉山さん!
S:90年代以降を生きて音楽を聴いてきたメンバーによる今の時代のサウンドと、インタープレイによる高揚感があるバイブスの両立を目指しています。
ジャズにありがちな気難しい、敷居の高いイメージから離れてもらえればうれしいです。
H:3人の駆け引きの上で変化していくサウンド、楽しんでもらえたら幸いです!
__ライブをしていただく「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-1st Anniversary Special-」は、僕=松本大輔 (More Project)が主催しているということで、いろいろとワガママを押しつけてしまいました…。その中のひとつ、“これまでに僕が選曲してきた楽曲をカバーして”というミッションはいかがですか…?
O:当然楽曲に関して、どこまでカラーを出せるかというチャレンジングな部分の面白さもありますが、そもそもメンバー外からの曲の提案というのは、僕自身経験がなく、こんなやりとりを通して、出演するイベントに対して気持ちが高まって行く感じというのが新鮮で、感謝しています。
S:とてもやりがいのあるチャレンジです。リハーサルでのアレンジ、セッションは今後の創作活動に繋がる勉強、発見がありました。
H:すごく新鮮でおもしろいです! 松本さんのこのイベントにかける想いも伝わってきますし、より良いステージにしたいという気持ちが高まりました!
__そのミッションにおいて、僕からは「Hope 」(Mark de Clive-Lowe feat. Rahel)と「Elevator (Filla Brazilia Mix)」(Jaffa)をピックアップ/提案しました。それぞれ、ライブではどんな感じになりそうですか? (原曲試聴:「Hope」、「Elevator」)
O:Nuovo Classicoならではの解釈、これはぜひライブで直接感じてください。
S:「Hope」、「Elevator」とも、ピアノトリオにおけるサウンド(リズム・ハーモニー)の作り方にこだわりました。
一般的なイメージであるコード譜とSwingのリズムによるセッションとは異なる、他のジャンルの要素を取り入れたサウンドにご期待ください。
H:Nuovo Classicoなりの解釈でTrioとして出来ることにこだわりたいです。
__2011.10.14 Friに開催の「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-1st Anniversary Special-」には、NUOVO CLASSICOを初めて知る人もたくさん来られると思います。来場されるかたに、メッセージをお願いします。
O:まずはMore Project主宰である松本さん、1周年おめでとうございます。僕も、この1年間、準レギュラーぐらいでこのイベントに遊びに行かせてもらいましたが、これほど深い音楽的趣向を持ったオーディエンスの集まるイベントは珍しいのではないでしょうか? そんな「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」でライブ出演させていただくことは、このバンドにとって非常に価値ある体験で、僕達自身とても楽しみにしています。お客さんと松本さんの選曲、そしてNuovo Classicoが、マンボ・カフェというこれまた素晴らしい会場で、熱い"会話"を繰り広げることができれば嬉しいです。刺激的な夜を、みんなで味わいましょう。
S:スタンダードなジャズクラブでの音楽を聴いてきた方、ジャズに対するマイナスな固定概念がある方には、それを忘れて欲しいです。初めて生演奏/ジャズに触れる方には、飲食店のBGMやテレビで受けるイメージとは違う、"先がどうなるかわからない"高揚感のあるバイブスを楽しんで頂ければ。私たちに限らず「現代の音楽」を聴いてきた世代による、ジャンル/スタイルに捕われないジャズの維新は、世界中のトップミュージシャンにより日々進んでいます。自分達の音楽のルーツを余す事なく発揮したステージをお届けしますので、ステージと客席で一緒に音楽を創りましょう。
H:最高のパフォーマンスを出来るように頑張りますので、僕らの演奏を聴いて感じたままに楽しんで踊ってもらえたらいいなと思ってます!一緒にGrooveしましょうー!
◆
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-1st Anniversary Special-」
(2011.10.14 Fri @MAMBO CAFE)
での、NUOVO CLASSICOのライブをお楽しみに!!!
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「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-1st Anniversary Special-」
2011.10.14 Fri
Open / Start 20:00
Charge: 500yen
Special Live Set:
NUOVO CLASSICO
Bass: 岡本洋平
Piano: 杉山悟史
Drums: 橋本現輝
Resident DJ:
松本大輔 (More Project)
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」初!!
バンド=Nuovo Classicoをフィーチャリング!!
当イベントにおいて、
初のゲストDJを務めた岡本洋平が、1年ぶりに参加!
しかも、今回はベーシストとして登場です!!
Nuovo Classicoは、
2011年2月に産声を上げたばかりの
関西発、新生ジャズ・バンド。
すでにオリジナル音源を制作/レコーディングし、
ライブも披露している彼らですが…
今夜は
普段とは異なるアプローチでのセルフ・カバー、
ジャズ/ソウル史に燦然と輝く名品のクラブ解釈なカバー、
さらには、More Project・松本大輔が
この1年で最もプレイしてきた“[モア]な”楽曲のカバーなどなど、
多角的な演奏を展開してくれます!!
●Nuovo Classico (ヌオヴォ・クラシコ)
2011年2月、大阪は梅田にあるクラブ・NOONにて誕生。ベーシスト・岡本洋平と、ピアニスト・杉山悟史によるジャズ・バンド・プロジェクトで、内容によって様々な演奏者が参加するスタイルで展開している。今回は、Pops〜Funk〜Jazzの各フィールドで柔軟にビートを繰り出すドラマー・橋本現輝を起用。バンド名にある"nuovo""classico"とは、それぞれイタリア語で“新興”“古典”との意味を持ち、ジャズにおけるクラブ/ストレートアヘッド両スタイルの、演奏/精神の真の融合と創出をコンセプトに掲げている。活動情報は岡本洋平のblogをチェック。http://www.jazzactive.net/blog/
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◆「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-1st Anniversary Special-」
関連コンテンツ
・緊急告知(2011.9.19 up)
・アーティスト紹介(2011.9.21 up)
・セットリスト -1-(2011..21 up)
・セットリスト -2-(2011.10.3 up)
・タイムテーブル(2011.10.5 up)
・インタビュー:NUOVO CLASSICO(今回)(2011.10.10 up)
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