2011.10.14 Friに開催の
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-1st Anniversary Special-」。
<アーティスト紹介>に続いて、
ここではセットリスト=ライブの曲目を公開します。
前回にも触れましたが、
出演バンド・NUOVO CLASSICOは、
クラブ(大阪・NOON)で誕生しました。
それは、
核となるメンバー
=岡本洋平くんと杉山悟史くんが、
ストレートアヘッドなスタイルのジャズを愛聴/演奏しつつも、
クラブ・ミュージックの文脈に位置する
ジャズのファンでもあるからなんです。
そんな2人は、
実際にフロア@NOONで友好を深めていました。
すると、互いに、
ハウスやテクノ、ブロークンビーツやダブといった
クラブ・ミュージックのリスナーでもあることが判明。
そして、
“打ち込みのサウンドに内在するエッセンスを含んだ
ジャズの制作/ライブを展開していきたい”
との想いが合致し、
ジャズ・バンド・プロジェクト、
NUOVO CLASSICOが誕生したのです。
なので、
彼らが生み出すオリジナル作品では
やはり4ビートがフィーチャーされることは少なく、
ビバップ/ハード・バップといったスタンダードなジャズとは
スタイルが異なります。
また、
今回は「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」
での演奏ということで、
[モア]の世界観をフィルターに据えたアレンジや
僕の提案による選曲/カバーを
プレイしてくるとのこと!
その方向性は、
大きく分けて3つ。
まずは、それらについてご紹介します。
♪1 セルフカバー
彼らのオリジナル作品を
彼ら自身の手でカバーしてもらいます。
なので、
“すでにNUOVO CLASSICOのライブを体験したことがある”
というかたにも未知な演奏を体感いただけます。
♪2 名品カバー
僕の依頼で、
ジャズ/ソウル史における、
知名度が高いアーティストによる
有名な作品のカバーを披露してくれます。
メジャーな作品=皆が知っている楽曲を取り上げることで、
彼らのアレンジ能力の高さを広く知ってもらう、
という狙いがあります。
また、
クラブ・ミュージックについて無知な人々が抱く、
クラブ文化に対する負のイメージを破壊する
という目的も存在します。
“クラブ・ミュージックといえばドン、ドン、ドン、ドン…”
と、リズムに関する印象しか持っていない人たちは、
NUOVO CLASSICOのアレンジメントを耳にして、驚嘆するでしょう。
知的で、繊細で、紳士的な音感に。。
♪3 [モア]クラシックス・カバー
これも、僕の依頼、
というか、わがままから実現されます。
1年に渡って展開してきた
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」で
僕が最もプレイした楽曲を演奏。
ベース+ピアノ+ドラム
というバンドの構成を考慮し、
シンプルな曲を選出しました。
また、ボーカルレス
というバンドの編成から、
インストの演奏であるからこそ
そのメロディやボーカルラインが映えるであろう
作品に限定してチョイス。
さらに、
あえて打ち込み(コンピュータ)
によって制作されたトラックを選曲しました。
打ち込みの音源が、生演奏によって生まれ変わる瞬間を
お楽しみに☆
以上のテーマとともに、
ライブを展開します♪♪
カバーという手法に重きを置いているのは
現今の、真贋入り乱れるカバーが蔓延するミュージック・シーンに
生演奏でのカバーによって、
カバーという手法にたいして
最終回答を打ち立てたいとの想いからです。
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」と
NUOVO CLASSICOのコラボレートに、
ご期待ください!
詳しい曲目は、
次回のblog<セットリスト -2->
で発表します☆
お楽しみに!
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「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-1st Anniversary Special-」
2011.10.14 Fri
Open / Start 20:00
Charge: 500yen
Special Live Set:
NUOVO CLASSICO
Bass: 岡本洋平
Piano: 杉山悟史
Drums: 橋本現輝
Resident DJ:
松本大輔 (More Project)
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」初!!
バンド=Nuovo Classicoをフィーチャリング!!
当イベントにおいて、
初のゲストDJを務めた岡本洋平が、1年ぶりに参加!
しかも、今回はベーシストとして登場です!!
Nuovo Classicoは、
2011年2月に産声を上げたばかりの
関西発、新生ジャズ・バンド。
すでにオリジナル音源を制作/レコーディングし、
ライブも披露している彼らですが…
今夜は
普段とは異なるアプローチでのセルフ・カバー、
ジャズ/ソウル史に燦然と輝く名品のクラブ解釈なカバー、
さらには、More Project・松本大輔が
この1年で最もプレイしてきた“[モア]な”楽曲のカバーなどなど、
多角的な演奏を展開してくれます!!
※詳しい曲目は、後日、当blogでご紹介します。
●Nuovo Classico (ヌオヴォ・クラシコ)
2011年2月、大阪は梅田にあるクラブ・NOONにて誕生。ベーシスト・岡本洋平と、ピアニスト・杉山悟史によるジャズ・バンド・プロジェクトで、内容によって様々な演奏者が参加するスタイルで展開している。今回は、Pops〜Funk〜Jazzの各フィールドで柔軟にビートを繰り出すドラマー・橋本現輝を起用。バンド名にある"nuovo""classico"とは、それぞれイタリア語で“新興”“古典”との意味を持ち、ジャズにおけるクラブ/ストレートアヘッド両スタイルの、演奏/精神の真の融合と創出をコンセプトに掲げている。活動情報は岡本洋平のblogをチェック。http://www.jazzactive.net/blog/
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◆「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-1st Anniversary Special-」
関連コンテンツ
・インタビュー:NUOVO CLASSICO(2011.10.11 up)
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