今回 = Vol. 151 は
ひさびさにゲストをお招きします。
招聘するdue君は、
デイタイム@飲食店からナイトクラブ、
レコードショップに、場末のドープなバーまで…
多種多様なヴェニューでプレイするDJ。
最近の "VINYL SESSION" (@NOON) は、
ホール (ダンスフロア) 使いではなく、
かといって、バーカウンター前のみで展開するわけでもなく…
cafeエリア 〜 barエリアを横断しつつ、
映像に特化した空間を設けたり、作家さんにコラボいただいたりと
イレギュラーに打ち出しております。
引き続き、そんな路線での、
クラブにして非クラブな
コンテンツを検討しております Vol. 151で、
彼は
一体どんな選曲を描いてくれるのかーー
とっても楽しみです。
ところで…
2022年12月から、NOON開催回につきましては、
タイトル、開催回数のあとに
語句を掲載しています。
これは、実は、
オーガナイザーとして、
僕から演者へのアプローチだったりします。
まず、僕は、
レジデント陣、そしてブッキングする人物には
全幅の信頼を寄せています。
なぜなら、彼らからは、
常に、新たな価値の獲得のために進取しているスタンスを
感じるので…。
そんな人たちであるからこそ、
そのときに、特に推薦したい内容
や
イベント当日の、季節や天候に由来する発想
以外の
要素も併せて表現してもらえたら…
しかも、それは、お題のように、
内面ではなく他者から与えられたものであれば、
より飛躍した表現につながるのではなか
との念いから、
ワードを
設定するようになりました。
今回は「万朶」。
何か、特異な意味合いや
ダブルミーニングな性質を持つわけではありませんが…
2つ目の漢字は非常用であり、
ルックスを含め、ちょっぴりフックとしての機能性を
意識したところはあったりします。
また、語句を掲載するようになって、
初めて、そのときのフライヤーのアートワークと
直接的にリンクするものを採用。
蕾が綻んだり、開花したりと、
植物の生命の大きな息吹をダイレクトに感じる時季のなか、
設定してみました。
このワードから、
出演者各人がどんなレコード / 素材 / 音色を選び、
どんなコンポジションを構想し、
現場で紡いでいくのか…
また、着想した何かを、
ピンポイントに落とし込む者もいれば、
全体的に盛り込んでいく者、
はたまた諷諭のごとく、
抽象性高くアウトプットする者などなど…
さまざまなカタチで
描かれると思いますので、
お楽しみに。
先述のとおり、
リスナーの皆さまの受けとめかたもまた、
フリーです。
語句を通じて…
ふわりとイメージしながらリスニングいただいたり、
音や映像、演奏のなかに
そのエッセンスをさがしていただいたり、
あるいは、現場にて、
具体的に、私たちにヒアリングしていただくのも
一興なのかなと…。
もしかしたら、そこから、
音楽におけるディープな会話が生まれるかもしれないですし、
はたまた、互いの意外なプロフィールを知る時間になるかもしれません…
ともあれ、
新たな楽しみを得ていただける機会の一助となれば、
幸いです。
「万朶」
とともにお送りします、
"VINYL SESSION" Vol. 151。
開催は
次の金曜 = 4/14 です。
お時間ございましたら、
ぜひぜひNOON (梅田) に
お越しくださいませ!
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"VINYL SESSION" Vol.151 万朶
2023.4.14 FRI
at NOON
20:00 - midnight
Entrance fee:
1500yen + 1drink
Guest DJ:
due (寄合 / cibus)
Residents:
< DJ >
DAISUKE MATSUMOTO (MORE PROJECT)
< VJ / Visual Zone >
MASSAN (DEEP IMAGINATION FACTORY)
< Live >
SHU SUZUKI