2023年4月9日日曜日

"VINYL SESSION" Vol.151 万朶 / 開催によせて (Information_3)

 


今回 = Vol. 151 

ひさびさにゲストをお招きします。


招聘するdue君は、

デイタイム@飲食店からナイトクラブ、

レコードショップに、場末のドープなバーまで

多種多様なヴェニューでプレイするDJ


最近の "VINYL SESSION" (NOON) は、

ホール (ダンスフロア使いではなく、

かといって、バーカウンター前のみで展開するわけでもなく


cafeエリア  barエリアを横断しつつ、

映像に特化した空間を設けたり、作家さんにコラボいただいたりと

イレギュラーに打ち出しております。


引き続き、そんな路線での、

クラブにして非クラブな

コンテンツを検討しております Vol. 151で、


彼は

一体どんな選曲を描いてくれるのかーー

とっても楽しみです。



ところで


202212月から、NOON開催回につきましては、

タイトル、開催回数のあとに

語句を掲載しています。


これは、実は、

オーガナイザーとして、

僕から演者へのアプローチだったりします。


まず、僕は、

レジデント陣、そしてブッキングする人物には

全幅の信頼を寄せています。


なぜなら、彼らからは、

常に、新たな価値の獲得のために進取しているスタンスを

感じるので


そんな人たちであるからこそ、


そのときに、特に推薦したい内容

イベント当日の、季節や天候に由来する発想


以外の

要素も併せて表現してもらえたら


しかも、それは、お題のように、

内面ではなく他者から与えられたものであれば、

より飛躍した表現につながるのではなか


との念いから、

ワードを

設定するようになりました。



今回は「万朶」。

何か、特異な意味合いや

ダブルミーニングな性質を持つわけではありませんが


2つ目の漢字は非常用であり、

ルックスを含め、ちょっぴりフックとしての機能性を

意識したところはあったりします。


また、語句を掲載するようになって、

初めて、そのときのフライヤーのアートワークと

直接的にリンクするものを採用。


蕾が綻んだり、開花したりと、

植物の生命の大きな息吹をダイレクトに感じる時季のなか、

設定してみました。


このワードから、

出演者各人がどんなレコード / 素材 / 音色を選び、

どんなコンポジションを構想し、

現場で紡いでいくのか


また、着想した何かを、


ピンポイントに落とし込む者もいれば、

全体的に盛り込んでいく者、

はたまた諷諭のごとく、

抽象性高くアウトプットする者などなど


さまざまなカタチで

描かれると思いますので、

お楽しみに。


先述のとおり、

リスナーの皆さまの受けとめかたもまた、

フリーです。


語句を通じて


ふわりとイメージしながらリスニングいただいたり、

音や映像、演奏のなかに

そのエッセンスをさがしていただいたり、


あるいは、現場にて、

具体的に、私たちにヒアリングしていただくのも

一興なのかなと


もしかしたら、そこから、

音楽におけるディープな会話が生まれるかもしれないですし、

はたまた、互いの意外なプロフィールを知る時間になるかもしれません


ともあれ、

新たな楽しみを得ていただける機会の一助となれば、

幸いです。



「万朶」

とともにお送りします、

"VINYL SESSION" Vol. 151


開催は

次の金曜 = 4/14 です。


お時間ございましたら、

ぜひぜひNOON (梅田

お越しくださいませ!



          



"VINYL SESSION" Vol.151  万朶


2023.4.14 FRI

at NOON

20:00 - midnight


Entrance fee:

1500yen + 1drink


Guest DJ:

due (寄合 / cibus)


Residents: 

< DJ >

DAISUKE MATSUMOTO (MORE PROJECT)

< VJ / Visual Zone >

MASSAN (DEEP IMAGINATION FACTORY)

< Live >

SHU SUZUKI