2015年5月8日(金)開催、
-SPRING JAZZ CONVENTION- にライブ出演してくださる、
L.A.B (Listen And Velieve)さんが…
2015.4.28、bandcampにてEPをリリース!
フルレングスの試聴ができますので、
ぜひぜひサイトにアクセス&予習してみてください♩
L.A.B
"Listen And Believe"
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【EP 収録曲】
"Care Enough"
R&Bの質感が全体を覆いつつも…ジャズ、特にクラブ文脈のジャズを愛聴する音楽ファンの感覚を刺激するであろう、ブロークンビーツ・テイストなドラミングが、イントロから一気にリスナーを引きつけるでしょう。このあとも、突如、ボッサなリズムが飛び出したり、ブレイクビーツ指向なパートが盛り込まれたりと、カラフルなリズムで楽しませてくれます。シルキーなコーラスワーク、都会的と形容するにふさわしいソリッドなベース・ライン、空間系エフェクトを多用したキーボード/シンセのワークスといった、本作の核を成すエッセンスは…すべて、L.A.Bさんが出演してくださる「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」Vol. 56 のテーマ、アーバン&メロウを体現する要素でもあり、ますますライブが楽しみです。
"17 Degrees"
冒頭を飾るミケラさんのボーカリゼーションは、ポエトリー・リーディングが醸す空気ほどドープではなく、ラップのようにバウンシーでもない、それらの汽水域に位置するかのような、柔和な歌声。我見では、ロックにおけるトーキング唱法を彷彿させるなと感じましたが…とにかく心地よいです。メロに突入すると、丸みを帯びつつもパワフルで、リスニングするすべての人の心に染み渡るであろう説得力のある声は…彼女がエリカ・バドゥにリスペクトを寄せる人物だということを知って納得。個人的には、ブリッジにおける上昇していくメロディ・ラインがお気に入り。Ustreamチャンネル "NAGAMORE" で何度かプレイしたことがあるので、もしかしたら聴き覚えのあるかたがいらっしゃるかもしれないですね。
"Zerox"
ティムさんのボーカルでスタート。マーヴィン・ゲイを深く愛するという彼の、ラフながらもソフトな歌唱が特徴的です。ベーシストとしての魅力も満載で、ここではウォーキング的な、ジャズ度が高い奏法を披露。真っ黒ではない、けれど確実にジャジーな本作は…僕がまだ出合ったことがなかった、“東南アジアン・ジャズ”なのかもしれません。ライブを行なっていただく「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」Vol. 56は、普段と同じく通常営業と並行しての開催なので、難しいかもしれませんが…2:33あたりからのコーラスは、もし後押ししてくれる雰囲気が醸成されたなら、みんなで歌いたいですが…果たして…。
これら、EPに収録の3作だけでも、
ソウル/ジャズ/R&B/ブロークンビーツ/ボッサ/ロック…と
多彩な音楽性を盛り込む彼女たち。
ライブでも、
きっとクロスオーバーなパフォーマンスを
披露してくれることでしょう♩
お楽しみに~!
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MORE PROJECT presents
「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」Vol. 56
-SPRING JAZZ CONVENTION-
2015.5.8 FRI
@digmeout ART&DINER(心斎橋)
19:00 - 25:00
charge: free=入場無料
Special Live Set:
L.A.B (Listen And Believe)
Michaela Therese (vocals)
Aya Sekine (keyboards)
Tim De Cotta (bass / backup vocals)
Teo Jia Rong (drums)
Photographer:
Kensuke Okamoto
Resident DJ:
DAISUKE MATSUMOTO (MORE PROJECT)
Rotation DJ:
NAGAMU (NAGAMORE)
SHIGEMA
YOHEI OKAMOTO (Nuovo Classico)
SHINJI OKANO (digmeout ART&DINER)
“スプリング・ジャズ・コンベンション”
シンガポールで活躍するバンド、
L.A.B(リッスン・アンド・ビリーブ)をお迎えし、
音楽の国際会議=conventionたる内容でお送りします。
ジャズ/ソウル/ヒップホップ/オーセンティック/アバンギャルド…
あらゆるサウンドとスタイルを消化&昇華し、
2014年のマレーシア・ツアーを大盛況で飾ったL.A.Bが
EP制作と同時並行で、さらに高まる熱気と共に展開する来日ツアー。
ぜひお越しださい♩
シンガポールを拠点に活動する、Michela Therese (vocal)、Aya Sekine (keyboard)、Tim De Cotta (bass + vocal)、Teo Jia Rong (drums)から成るカルテット。国家が主催する式典で披露されるボーカリゼーション、バークリー音楽院ジャズ・ピアノ科卒が発するキーボードの旋律、欧州の音楽フェスに起用されるベースライン、ファンク・バンドのリーダーが繰り出すドラミングが渾然となって生み出す音楽は、まさにクロスオーバー。
・official website: http://www.ListenAndBelieve.com/
■「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」
クラブとは異なるスタイル=着席(ソファ/チェア)での鑑賞の場を提供し、クラブ・ジャズ・サウンドにおける未知の楽しみ方を提案。ジャズの要素を感じる作品を、新旧/産出国/ジャンルを問わず、あらゆる音楽からピックアップしています。
■松本大輔 (MORE PROJECT)
執筆家/DJ/オーガナイザー。着席スタイルの「クラブ・ジャズ喫茶[モア]」、アナログ・レコード・オンリーなスタイルの「CROSS O BAR」、ファンキーなサウンドをメインにピックアップする「MOSANORE」、アーバン&メロウをコンセプトに放送中のUstreamチャンネル「NAGAMORE」を主催し、DJプレイを展開。すべての活動におけるテーマは“confession”で、“絶対の正直の貫徹”を堅持している。
・official blog: http://moreproject3776.blogspot.jp
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